ということで、
今回はワタクシの動画の中ではかなり丁寧に説明したつもりのGMTの腕時計の作り方を、部品の購入から工程など、動画を交えつつ解説していきたいと思います。
というかほとんど動画とアリエクのリンクです(笑)
どんな時計ができるのか?
まず、今回はSII製のNH34という自動巻き・手巻きのムーブメントを使用します。
NH34はGMT機能があるので通常の12時間で一周する時針の他に、24時間で一周するGMT針がある時計となります。早い話が自分がいる国や地域の時間ともうひとつの国や地域の時間を表示することができるということです。
G-SHOCKなどのデジタルウォッチだとワールドタイム機能とかいって勝手に時差まで計算してくれますけどね。なんせ自動巻ですからそんな機能はありません(笑)
最近だとかのSEIKO5でもNH34同等品の4R34を搭載したモデルがラインナップされてます。
今回の企画はこれとほぼほぼ同等の腕時計を自分で作ろうというお話になります。
部品選び
部品はアリエクですべて入手できます。今回はわかりやすくするために動画で使用しているものと同じものを紹介します。
『自分だけのオリジナルがいい!』という方は下記のリンク先に部品の選定方法を記載してありますので参考にして購入してください。
部品の商品ページ
必要となるパーツはケース(バンド含む)、文字盤、針、GMT針、ムーブメントになります。
総額で・・・15,000円くらいではないでしょうか?
組み立て
では、実際に組み立ててまいります。
細かい工程はありますがざっくりとした流れは下記の通りになります。
- 文字盤の取り付け
- 針の取り付け
- ケーシング
- 巻き芯の長さの調整
- 巻き芯とリューズの接着
- 裏蓋を閉める
大まかにはこんな感じでしょうか?
カレンダーの位置の調整とかケースのクリーニングなどの細かい工程もあるし、最初のうちは針の取り付けで苦労すると思います。でも、苦労した分だけ思い入れがある時計になると思いますので頑張りましょう。
文章で説明するよりも動画をご覧になっていただいた方が早いかと思います。
ちょっと使ったカメラがアレで音声が聞き取りづらいかもしれません。ごめんなさい。
使い方
下の動画ではNH34ムーブメントを搭載の腕時計で使い方を説明しています。
NH34の使い方は基本的にNH36と変わりません。
リューズのを二段引くと秒針の停止と時刻調整、一段引くとGMT針の調整とカレンダーの調整です。NH36の曜日調整の部分にGMT針の機能が割り当てられています。
まとめ
ということで今回はGMTウォッチの組み立て方について、部品の選定から組み立て、使い方までそれなりに説明をしてきました。
動画でそれなりに詳しく解説してますし、以前のも同じような解説記事を書いておりますので参考にしていただければ幸いです。
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